不動産クラウドファンディング(不動産クラファン)を始めるにあたって、「手数料はいくらかかるの?」と気になる方も多いでしょう。結論から言うと、登録料・取引手数料は無料のサービスがほとんどです。この記事では、入出金手数料を中心に各サービスの手数料体系を比較します。
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【結論】不動産クラファンの手数料は基本無料
まず結論として、不動産クラファンにかかる手数料を種類別に整理します。
| 手数料の種類 | 一般的な相場 | 備考 |
|---|---|---|
| 会員登録料 | 無料 | 全サービスで無料 |
| 口座維持費 | 無料 | 全サービスで無料 |
| 取引手数料 | 無料 | 投資時に手数料はかからない |
| 入金手数料 | 投資家負担 | 銀行の振込手数料が必要 |
| 出金手数料 | 無料〜有料 | サービスにより異なる |
つまり、実質的に気にすべきは入金時の振込手数料と、出金時の手数料だけ。投資そのものには手数料がかからないので、株式投資のような売買手数料は存在しません。
主要サービスの手数料一覧比較
主要20サービスの手数料を一覧表で比較します。特に出金手数料に違いがあるので、チェックしておきましょう。
Tier1サービス(実績トップクラス)
| サービス | 登録料 | 取引手数料 | 入金手数料 | 出金手数料 |
|---|---|---|---|---|
| COZUCHI | 無料 | 無料 | 投資家負担 | 無料 |
| CREAL | 無料 | 無料 | 投資家負担 | 月1回無料(2回目以降は投資家負担) |
| 利回りくん | 無料 | 無料 | 投資家負担 | 無料 |
| TECROWD | 無料 | 無料 | 投資家負担 | 楽天銀行への出金は無料、その他は投資家負担 |
| ヤマワケエステート | 無料 | 無料 | 投資家負担 | 投資家負担(145〜770円) |
Tier2サービス(安定・実績あり)
| サービス | 登録料 | 取引手数料 | 入金手数料 | 出金手数料 |
|---|---|---|---|---|
| Rimple | 無料 | 無料 | 投資家負担 | 無料 |
| ASSECLI | 無料 | 無料 | 投資家負担 | 無料 |
| property+ | 無料 | 無料 | 投資家負担 | 無料 |
| 大家どっとこむ | 無料 | 無料 | 投資家負担 | 無料 |
| Jointoα | 無料 | 無料 | 投資家負担 | 無料 |
Tier3サービス(特色ある中小)
| サービス | 出金手数料 | 備考 |
|---|---|---|
| みんなの年金 | 投資家負担 | GMOあおぞらネット銀行は無料 |
| TOMOTAQU | 無料 | — |
| FUNDROP | 無料 | — |
| ちょこっと不動産 | 投資家負担 | 145〜330円程度 |
| DARWIN funding | 無料 | — |
| victory fund | 投資家負担 | — |
| SOLS | 投資家負担 | 一部銀行は無料 |
| LEVECHY | 無料 | — |
見ての通り、出金手数料無料のサービスが多数派です。ただし一部サービスでは出金時に数百円の手数料がかかるので、投資額が少額の場合は注意が必要ですね。
出金手数料無料のサービス一覧
出金手数料が完全無料のサービスをまとめました。手数料を気にせず出金したい方は、これらのサービスを優先的に検討してみてください。
- COZUCHI:何度でも無料
- 利回りくん:何度でも無料
- Rimple:何度でも無料
- ASSECLI:何度でも無料
- property+:何度でも無料
- 大家どっとこむ:何度でも無料
- Jointoα:何度でも無料
- TOMOTAQU:何度でも無料
- FUNDROP:何度でも無料
- DARWIN funding:何度でも無料
- LEVECHY:何度でも無料
入金手数料を節約するコツ
地味に見えますが、ここを押さえるかどうかで年間数百円〜数千円の差が出てきます。入金時の振込手数料は投資家負担となるサービスがほとんど。ここでは、入金手数料を節約するテクニックを紹介します。
1. ネット銀行の振込手数料無料枠を活用
多くのネット銀行では、月に数回の振込手数料無料枠があります。これを活用すれば、入金手数料を実質ゼロにできます。
| 銀行 | 振込無料回数(ランクや利用状況による) |
|---|---|
| 住信SBIネット銀行 | 月5〜20回 |
| 楽天銀行 | 月1〜3回 |
| PayPay銀行 | 月1回(会員ランクによる) |
| GMOあおぞらネット銀行 | 月1〜20回 |
| イオン銀行 | 月0〜5回 |
特に住信SBIネット銀行は、スマート認証NEO(住信SBIネット銀行のアプリ認証機能)の登録だけで月5回無料になるのでおすすめです。コンビニの電子マネーでポイントを貯める感覚に近いですね。
不動産クラファンを複数サービスで運用する場合、振込回数が増えるため、こうした無料枠の確保がとても大切になります。
2. 投資金額をまとめて入金
複数の案件に投資する予定があるなら、まとめて入金しておくのも手。たとえば、月に3案件に10万円ずつ投資するなら、最初に30万円入金しておけば振込手数料は1回分で済みます。
ただし、投資資金を口座に入れたまま投資しないと、機会損失になる点には注意。募集スケジュールを確認して、計画的に入金しましょう。
3. 提携銀行を利用
一部のサービスでは、特定の銀行からの振込手数料が無料になることがあります。
- TECROWD:楽天銀行への出金無料
- みんなの年金:GMOあおぞらネット銀行からの入金は実質無料(キャンペーン時)
利用するサービスの指定口座がどの銀行かを確認し、同じ銀行から振り込むと手数料が安くなることもありますよ。
手数料以外に知っておくべきコスト
不動産クラファンには、手数料以外にも認識しておくべきコストがあります。
途中換金時の手数料
COZUCHIなど一部サービスでは、運用期間中でも途中換金できる制度があります。ただし、この際には手数料がかかります。
COZUCHIの途中換金は便利ですが、3.3〜5.5%の手数料は決して安くありません。年利5%の案件で途中換金すると、利益がほぼ消えてしまう計算になります。途中換金は本当に必要な場合だけにしておくのが賢明でしょう。
税金(所得税・住民税)
分配金には税金がかかります。これは手数料ではありませんが、実質的な手取りに影響します。
- 分配金は「雑所得(給与以外のこまごました収入をまとめた区分)」として総合課税の対象
- 所得税率は5〜45%(累進課税(所得が増えるほど税率が上がる仕組み))
- 住民税は一律10%
- 年間の雑所得が20万円以下なら確定申告不要(ただし住民税申告は必要な場合あり)
たとえば年間100万円の分配金があり、所得税率20%の場合、税金は約30万円(所得税20%+住民税10%)となります。手数料が無料でも、税金を考慮した実質リターンを意識することが大切です。
手数料で選ぶおすすめサービス
手数料の観点から、おすすめのサービスをピックアップしました。
コスト重視派におすすめ
1. COZUCHI
出金手数料無料、入金は投資家負担ですが、振込手数料無料のネット銀行を使えば実質ゼロ。途中換金もできる(手数料あり)ので、流動性も確保できます。
2. 利回りくん
出金手数料無料。楽天ポイントも貯まるので、ポイント還元を加味すると実質的なコストはさらに低くなります。
3. Rimple
出金手数料無料。上場企業運営で安心感もあり、手数料面でも優秀なサービスです。
少額投資で手数料負けしたくない人向け
少額(1〜5万円程度)で投資する場合、出金手数料の有無が利回りに大きく影響します。缶コーヒー1本分の手数料でも、利回りに換算すると0.6%分の損失になるんです。
たとえば5万円の投資で年利5%の場合、年間リターンは2,500円。ここから出金手数料300円を引かれると、実質利回りは4.4%まで下がってしまいます。
少額投資なら、出金手数料無料のサービスを選ぶのが鉄則。上記の無料サービス一覧を参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 不動産クラファンに隠れた手数料はある?
基本的にはありません。投資家から直接徴収される手数料は、入出金時の手数料のみです。運営会社は、投資家から集めた資金と実際の物件取得額との差額などで収益を得ており、その分は利回りに織り込み済みです。
Q. 取引手数料がかかるサービスはある?
現在、主要サービスで取引手数料を徴収しているところはありません。株式投資のような売買手数料は不要です。ただし、将来的にサービスが増えれば手数料体系も多様化する可能性はあるので、投資前に必ず確認しましょう。
Q. 口座維持費はかかる?
すべてのサービスで口座維持費は無料です。登録だけしておいて投資しなくても、費用は発生しません。気になるサービスには積極的に登録しておくことをおすすめします。
Q. 入金手数料を無料にする方法は?
ネット銀行の振込手数料無料枠を活用するのがベスト。住信SBIネット銀行なら月5回以上無料になることが多いので、不動産クラファン用の口座として開設しておくと便利です。
まとめ
ここまでの内容を整理しておきましょう。
手数料のポイント
- 登録料・取引手数料・口座維持費は全サービス無料
- 入金手数料は投資家負担(ネット銀行の無料枠で節約可能)
- 出金手数料は無料のサービスが多数派
- 途中換金には手数料がかかる場合あり(COZUCHI: 3.3〜5.5%)
出金手数料無料のおすすめサービス
入金手数料を節約するコツ
- ネット銀行の振込無料枠を活用(住信SBI、楽天など)
- 投資金額をまとめて入金
- 提携銀行を利用
不動産クラファンは手数料面ではとても投資家にやさしい仕組みになっています。手数料を気にしすぎず、利回りや安全性を重視してサービスを選んでみてください。
サービスの全体比較については「不動産クラファン徹底比較|25社の特徴・手数料・利回り一覧」で詳しく解説しています。
※手数料は変更される場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
※本記事の情報は2026年1月時点のものです。
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