TECROWDの運用実績——累計500億円超の全数値
| 項目 | 実績 |
|---|---|
| 累計調達額 | 500億円超 |
| 運用終了ファンド数 | 61件 |
| 平均想定利回り | 年利約10%(範囲: 7〜11%) |
| 元本割れ件数 | 0件 |
| 償還遅延件数 | 0件 |
| 最低投資額 | 10万円 |
| 劣後出資割合 | 10〜30% |
| 運営会社 | TECRA株式会社(非上場) |
注目すべきは、海外不動産を投資対象にしながら元本割れ・償還遅延ゼロを維持している点。61件という運用終了数は決して少なくなく、この実績は信頼に値するでしょう。
運営会社のTECRAはモンゴルで累計1,000室以上の住宅開発実績を持ち、現地法人も設立しています。
年利7〜11%の利回りと運用期間の実態
TECROWDの想定利回り(運営会社が「これくらい儲かる」と見込んだ割合)は年利7〜11%です。マイナビニュースの調査によると、この高利回りの源泉は新興国の不動産市場にあります。
モンゴルやカザフスタンは経済成長率が高い国。日本の銀行預金が年利0.1%程度なのと比べると、まるで別世界の水準ですね。
ただし、国内案件と海外案件で利回りに差がある点は把握しておきましょう。海外案件は年利8〜11%が中心ですが、国内案件は年利5〜7%程度と控えめです。
「TECROWDなら年利10%」と一律に考えるのではなく、投資先によって利回りが変わることを理解しておく必要があります。
運用期間は3〜24ヶ月が主流。短期で回転させたい方にも、ある程度じっくり運用したい方にも対応できる幅があります。
Q. なぜ利回りが高いの?
A. 新興国の経済成長が背景です。モンゴルやカザフスタンは不動産価格が上昇傾向にあり、日本国内では実現しにくい水準のリターンを得られます。ただし、高利回りとカントリーリスクはセット。「おいしい話には理由がある」と考えておくのが健全でしょう。
Q. 円建てなのに為替リスクはある?
A. 投資家が直接的な為替リスク(通貨の値動きで損をする可能性)を負うわけではありません。円建てで投資・配当受取ができるため、外貨両替は不要です。不動産競売流通協会(FKR)の解説でも、この仕組みはTECROWD独自の強みとして評価されています。
ただし、現地通貨の急落がファンド運用に間接的に影響する可能性は残るでしょう。
投資家の声から見えるTECROWDの評価
「年利10%超の案件もあり、国内サービスとは明らかに利回り水準が違う。円建てで海外不動産に投資できるのは他にない」
——HEDGE GUIDE サービス分析より
高利回りの評価は一貫して高いようです。特に「円建てで海外不動産」という独自のポジションに価値を感じる投資家が多い印象。国内サービスでは物足りないと感じていた層にとって、TECROWDは新たな選択肢になっています。
「最低投資額10万円がネック。CREALやCOZUCHIは1万円から投資できるのに、いきなり10万円は初心者には勇気がいる」
——価格.comマガジン 比較記事より
10万円のハードルは特に初心者に不評。複数ファンドに分散しようとすると必要資金がかさみ、「少額で試してみたい」というニーズとはかみ合いません。
「モンゴルの不動産と言われてもピンとこない。日本の物件ならイメージが湧くけど、海外だと投資先の実態がつかみにくい」
——投資家コミュニティの声
海外投資ゆえの「実感のなさ」を不安に感じる声も。物件を自分の目で見に行けないぶん、運営会社の情報開示姿勢が重要になりますね。
TECROWDのリスク要因と2つの安全対策
TECROWDの投資家保護は2つの仕組みで支えられています。
優先劣後方式(損が出たら運営会社が先にかぶる仕組み)で、劣後出資割合は10〜30%。物件価値が下落した場合、まず運営会社TECRAの出資分から損失を負担します。
CREALの約5%と比べると保護は手厚いですが、SOLSの88%には及びません。
案件によって劣後割合が異なるため、個別に確認する習慣をつけておきましょう。
後入金方式(当選してから入金する仕組み)で資金ロスを防止。応募時点で入金する必要はありません。
CREALのような先入金方式では、落選時に資金が遊んでしまいます。TECROWDならその心配はないでしょう。
一方で、注意すべきリスクもあります。
カントリーリスク。モンゴルやカザフスタンは日本と政治・経済の安定性が異なります。海外旅行で「この国大丈夫かな」と感じるあの不安感に近いかもしれません。
不動産競売流通協会も「高利回りの裏にはリスクがある」と指摘しています。政変や法制度の変更が投資に影響する可能性はゼロではないでしょう。
途中解約は原則不可。COZUCHIのような途中換金制度がないため、運用期間中は資金が拘束されます。ここが気になる方も多いでしょう。
「急にお金が必要になったら」という不安がある方は、余裕資金の範囲内で投資するのが鉄則ですね。
Q. TECROWDに元本保証はある?
A. 元本保証はありません。優先劣後方式で投資家の元本は保護されやすい仕組みですが、物件価値が大きく下落すれば損失が出る可能性はあります。とはいえ、61件の運用終了で元本割れゼロという実績は事実でしょう。
TECROWD投資前に確認すべき3つのポイント
1. 10万円を「余裕資金」と言えるか。TECROWDの最低投資額は10万円。途中解約もできないため、半年〜2年間は使う予定のない資金であることが前提です。
生活費を削って投資するのはNGですね。初めての不動産クラウドファンディング(不動産クラファン)なら、まず1万円から投資できるCOZUCHIやCREALで経験を積むのも一つの手でしょう。
2. 海外投資のリスクを自分で許容できるか。高利回りの源泉はカントリーリスクの裏返しです。「モンゴルの不動産」と聞いてワクワクするか不安になるか——その感覚は投資判断の重要なバロメーターですね。
不安が大きいなら国内案件のみ、または他サービスとの併用を検討しましょう。
3. 先着順の競争に参加する覚悟があるか。人気案件は募集開始と同時に埋まることも。募集スケジュールをチェックし、開始時刻にスタンバイする手間がかかります。
投資機会を確実に得たいなら、TECROWDだけに絞らず複数サービスに登録しておくのが現実的でしょう。
TECROWDの評判・口コミについてはTECROWD評判・口コミまとめで、始め方についてはTECROWDの始め方ガイドで詳しく解説しています。
※本記事は情報提供を目的としており、投資の助言や推奨を行うものではありません。
※投資判断は自己責任で行ってください。
※掲載情報は2026年2月時点のものです。
どのサービスを選べばいい?
投資スタイルに合ったサービスを1分で診断
