「ALTERNAって他の不動産クラファンと何が違うの?」「デジタル証券って、結局なにが得なの?」。不動産クラウドファンディング(不動産クラファン)の中でもALTERNAは少し異質な存在です。
この記事では、ALTERNAが他サービスとどう違うのかを軸に、メリット・デメリットを整理しました。最大の差別化ポイントは申告分離課税(利益に一律20.315%の税率がかかる方式)。一方、手数料や運用期間の長さは人によって大きなネックになります。
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ALTERNAの基本情報——三井物産グループの実物資産サービス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 想定利回り | 年利3〜4.5% |
| 最低投資額 | 10万円 |
| 運用期間 | 5〜7年 |
| 課税方式 | 申告分離課税(20.315%) |
| 元本割れ実績 | 0件 |
| 運営会社 | 三井物産デジタル・アセットマネジメント(三井物産 × LayerX) |
ALTERNAはデジタル証券(ブロックチェーン技術を使った新しい形の有価証券)という枠組みで不動産に投資するサービスです。有価証券なので、従来の不動産クラファンとは税制上の扱いが異なります。ここがALTERNAの最大のポイントでしょう。
従来の不動産クラファンとALTERNAの決定的な違い
申告分離課税で税率が一律20.315%
従来の不動産クラファンで得た利益は雑所得(給与や株以外のもうけにかかる税金の区分)として総合課税(給与と合算して税率が決まる仕組み)になります。給与所得と合算されるため、最大45%の税率がかかる可能性も。
一方、ALTERNAは有価証券なので申告分離課税(一律20.315%)。どれだけ利益が出ても税率は変わりません。スーパーの定額セールのように「いつでも同じ税率」なのは安心ですね。
年収800万円程度なら従来のクラファンとの差は小さいでしょう。しかし年収1,200万円を超えると雑所得の税率は33%以上。ALTERNAなら10%以上お得になるケースがあります。
上場株式との損益通算ができる
申告分離課税だからこそのメリットがもう一つ。株式投資の損失とALTERNAの利益を相殺できます。これが損益通算(別の投資の損と利益を相殺して税金を減らすこと)です。
たとえば株で50万円の損失、ALTERNAで30万円の利益なら、課税対象は0円。
損失は3年間繰り越し可能です。従来の不動産クラファンではこれができません。
三井物産グループという後ろ盾
運営会社は三井物産とLayerXの合弁会社。三井物産は売上高15兆円超の日本を代表する総合商社です。「運営会社が倒産したらどうしよう」という心配がかなり少ないのは、大きな安心材料でしょう。
不動産以外にも投資できる
都心オフィスビルやマンションだけでなく、物流施設、航空機、船舶など、通常は投資しにくい実物資産にもアクセス可能。不動産だけに依存しない分散投資ができる点は、他の不動産クラファンにはない独自性です。
Q. 申告分離課税はどのくらいお得?
A. 年収次第です。年収800万円程度なら従来のクラファンと大差ありませんが、年収1,200万円超の方は税率が10%以上下がる可能性があります。株式投資で損失を抱えている場合は損益通算で大きな節税効果も期待できます。
ALTERNA利用者の評判——税制メリットと手数料の両面
「税制メリットが大きい。株の損失と通算できるのは他のクラファンにはない強み」
——投資家コミュニティの声
申告分離課税のメリットを評価する声は多く見られます。特に高年収の投資家や、株式投資で損失を抱えている方にとっては、他にない選択肢になっているようです。
「手数料4.4%は正直きつい。100万円投資しても95.6万円からのスタート。取り戻すのに1年以上かかる」
——価格.comマガジン 手数料比較より
手数料の高さに対するネガティブな声も。COZUCHI、CREAL、利回りくんはいずれも申込手数料無料なので、4.4%は確かに目立ちます。想定利回り3.5%の場合、手数料分を取り戻すのに約1年3ヶ月かかる計算です。
投資前に押さえたいALTERNAの4つの注意点
ALTERNAの差別化ポイントは魅力的ですが、デメリットも率直に伝えておきます。
申込手数料4.4%は業界で突出して高い。他の主要サービスはほぼ無料です。100万円投資すると基準価額(投資商品の現在の値段)は95.6万円からスタート。短期で利益を出したい方には大きなハードルになりますね。
運用期間が5〜7年と長い。一般的な不動産クラファンは3ヶ月〜2年程度です。ALTERNAは大型の実物資産に投資する商品設計のため、長期運用が前提。途中売却も限定的です。「5年後に使うかもしれないお金」での投資は避けるべきでしょう。
最低投資額10万円はやや高め。CREALやCOZUCHIの1万円と比べるとハードルが上がります。複数案件に分散するにはまとまった資金が必要です。
住信SBIネット銀行以外は入出金手数料がかかる。長期投資とはいえ、細かい手数料は侮れません。ALTERNAを使うなら住信SBIの口座開設を検討しましょう。
Q. 手数料4.4%を取り戻すのにどのくらいかかる?
A. 想定利回り3.5%の場合、約1年3ヶ月で手数料分を回収できる計算です。ただし実質的なプラス転換にはさらに時間がかかります。長期投資を前提に、税制メリットも含めた総合判断が必要です。
ALTERNAが合う人・合わない人の判断基準
ALTERNAが合う人。株式投資で損失を抱えていて損益通算したい方が筆頭です。年収が高く総合課税より申告分離課税のほうが有利な方、5年以上の長期投資ができる方にも向いています。
三井物産グループの信頼性を重視する方、不動産以外(航空機、物流など)にも分散したい方にも向いています。
ALTERNAが合わない人。短期で利益を出したい方や、1万円から始めたい初心者には不向きです。いつでも換金できる流動性(必要なときにお金を引き出せること)が必要な方、手数料を極力払いたくない方も同様でしょう。こうした方にはCOZUCHIやCREALのほうがフィットします。
ALTERNAの評判についてはALTERNA評判・口コミまとめで、始め方についてはALTERNAの始め方ガイドで詳しく解説しています。
※本記事は情報提供を目的としており、投資の助言や推奨を行うものではありません。
※投資判断は自己責任で行ってください。
※掲載情報は2026年2月時点のものです。
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