「投資したお金はいつ引き出せるの?」「解約したいときはどうすればいい?」。不動産クラウドファンディング(不動産クラファン)を始める前に、出金方法や解約手順を知っておくと安心です。この記事では、主要サービスの出金手順・手数料・途中解約の可否をまとめて解説します。読了目安は7分です。
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始める前に確認すること
出金や解約の手続きをスムーズに進めるために、以下の項目を事前にチェックしておきましょう。
- 自分が使っているサービスの入金方式(デポジット型 or 都度入金型)
- 登録済みの銀行口座情報(本人名義であること)
- 現在の運用状況(運用中ファンドの有無・残高)
- 出金手数料の金額と無料回数の条件
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出金の基本|2つの入金方式を理解する
出金方法を理解するには、まずサービスの「入金方式」を知る必要があります。不動産クラファンには大きく2つの方式があるのです。
デポジット型(預かり金方式)
デポジット型は、サービス内に「預かり口座」を持つ方式です。投資家が入金したお金は、まずこの預かり口座にプールされます。
身近な例でいうと、電子マネーにチャージするイメージですね。チャージした残高からファンドに投資し、分配金(投資の利益として定期的に受け取るお金)や償還金(運用終了後に戻ってくる元本)も預かり口座に入ります。
出金するには、預かり口座から銀行口座への振込申請が必要です。出金手数料がかかるサービスもあるため、事前に確認しておきましょう。
都度入金型
都度入金型は、ファンドに投資するたびに直接振り込む方式です。預かり口座がないため、分配金や償還金は登録した銀行口座に直接振り込まれます。
出金申請の手間がない反面、投資のたびに振込手数料がかかる場合があります。銀行の普通口座と定期預金の使い分けに似ていますね。投資頻度が高い方はデポジット型の方がお得になるケースもあるでしょう。
サービス別出金方法の比較
主要サービスの出金条件を比較表にまとめました。投資先を選ぶ際の参考にしてください。
| サービス | 入金方式 | 出金手数料 | 反映日数 | 途中解約 |
|---|---|---|---|---|
| CREAL | デポジット型 | 無料(月1回) | 3〜5営業日 | 原則不可 |
| COZUCHI | デポジット型 | 無料 | 2〜4営業日 | 事務手数料で可能 |
| Rimple | 都度入金型 | なし(直接振込) | 償還時に直接入金 | 原則不可 |
| 利回りくん | デポジット型 | 無料 | 3〜5営業日 | 原則不可 |
| Jointoα | 都度入金型 | なし(直接振込) | 償還時に直接入金 | 原則不可 |
HEDGE GUIDEの調査によると、出金手数料を無料にしているサービスが増えています。ただし月あたりの無料回数に制限があるケースもあるため、利用規約を確認しましょう。
ここがポイントです。デポジット型のサービスを利用する場合は、出金手数料と反映日数をあらかじめチェックしておくことが大切です。
出金手順3ステップ
デポジット型サービスの一般的な出金手順を紹介します。サービスによって画面は異なりますが、基本的な流れは共通です。
Step1:マイページから出金申請する
サービスにログインし、マイページの「出金」や「払い戻し」メニューを選択します。出金したい金額を入力して申請ボタンを押しましょう。
多くのサービスでは最低出金額が1,000円〜1万円に設定されています。少額の分配金だけが残っている場合、最低出金額に達するまで出金できないことがあるでしょう。
Step2:振込先口座を確認する
出金先の銀行口座は、口座開設時に登録したものが使われます。振込先を変更したい場合は、事前にマイページで口座情報を更新してください。
本人名義の口座以外には出金できません。家族名義の口座を指定するとエラーになるので注意しましょう。
Step3:入金を確認する
出金申請後、通常2〜5営業日で銀行口座に入金されます。土日祝日をはさむと遅くなる場合がありますね。
入金が確認できたらマイページの取引履歴と照合しましょう。万が一、入金額が異なる場合はサービスのサポートに問い合わせてください。
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途中解約は原則不可|3つの備え方
原則として途中解約はできない
不動産クラファンのファンドは、運用期間中の途中解約が原則できません。投資したお金は運用期間が終わるまでロックされると考えてください。
これは不動産という資産の特性によるものです。株式のようにすぐ売買できる「流動性」がないため、投資家が自由に解約できる仕組みを設けにくいのです。定期預金を途中解約すると利息が減るのと似た考え方ですが、不動産クラファンでは解約自体ができないケースがほとんどです。
例外:COZUCHIの途中換金制度
マイナビニュースの取材によると、COZUCHIは業界でも珍しい途中換金制度を設けています。運用期間中でも事務手数料を支払えば、投資分を換金できるのが特徴です。
ただし事務手数料は投資額の3〜5.5%と決して安くありません。10万円の投資なら3,000〜5,500円の手数料がかかる計算です。「いざという時のための保険」程度に考えておくのが良いでしょう。
途中解約できない場合の対策
途中解約のリスクに備えるには、以下の3点を意識しましょう。
余裕資金で投資する。生活費に手をつけず、当面使わないお金で投資すれば、途中解約の必要性は低くなります。
運用期間の短いファンドを選ぶ。6ヶ月〜1年のファンドなら、ロック期間も短くて済みます。初心者はまず短期ファンドから始めるのがおすすめですね。
投資タイミングを分散する。複数のファンドに時期をずらして投資すれば、一部のファンドが運用終了するたびに資金が手元に戻ってきます。
退会・口座解約の手順
サービス自体を退会したい場合の一般的な手順を紹介します。
ステップ1:運用中のファンドがすべて償還(運用終了して元本が返ってくること)されていることを確認する。
ステップ2:デポジット残高をすべて出金する。
ステップ3:マイページまたはサポート窓口から退会申請する。
ステップ4:退会完了の連絡を受け取る。
運用中のファンドがある状態では退会できません。まずはすべてのファンドの運用終了を待ちましょう。急ぎの場合はサポート窓口に相談してみてください。
よくある質問
Q. 分配金はいつ出金できる?
A. デポジット型のサービスなら、分配金が預かり口座に入金された時点で出金申請できます。都度入金型のサービスでは、分配日に登録口座へ直接振り込まれるため出金申請は不要です。
Q. 出金にかかる日数はどのくらい?
A. サービスにより異なりますが、一般的に2〜5営業日です。土日祝日をはさむと遅くなる場合があります。
Q. 出金手数料を節約する方法は?
A. 出金回数をまとめるのが効果的です。毎月出金するよりも、数ヶ月分をまとめて1回で出金した方が手数料を抑えられます。また、出金手数料が無料のサービスを選ぶのも一つの方法です。
まとめ|出金ルールは投資前に確認しよう
不動産クラファンの出金方法は、デポジット型と都度入金型で異なります。デポジット型は出金申請が必要で手数料がかかる場合がある一方、都度入金型は自動的に振り込まれるため手間がかかりません。
途中解約は原則できないため、投資は必ず余裕資金で行いましょう。出金手数料や反映日数はサービスごとに違うので、投資前の確認が大切です。
これから口座開設を考えている方は、口座開設ガイドで手順を確認しましょう。サービス選びに迷ったら、おすすめランキングで各サービスの特徴を比較できます。
※本記事は情報提供を目的としており、投資の助言や推奨を行うものではありません。
※投資判断は自己責任で行ってください。
※出金手数料や反映日数は変更される場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
※掲載情報は2026年3月時点のものです。
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